プロ野球VSさん

ここ最近は5thツアー行ったり、飲み会したり、野球観に行ったりで予定まみれの週末でしたが、久々に何にもない週末です。CMP? ポニテンダ？　です。

前記事であれだけブログに上げるネタあるぜーＧＷ中に一日ずつ上げるぜーみたいな事言っててこの体たらくっぷり。オオカミ少年もドン引きのほら吹き野郎で申し訳ないですが、まぁマイペースにやってきます。

さて前書きはこれくらいにして本題。
白猫や黒猫でおなじみのコロプラさんからＮＰＢを扱った野球ゲームが登場しました。
その名も「プロ野球ＶＳ」。
プロ野球開幕前後辺りから事前登録が始まり、野球ゲームに飢えていたのでとりあえず登録。実際サービス開始したのがＧＷ後で、あぁそんなん登録してたなぁとパワプロをやっている自分がいました。
そんなこんなでプレーし続けてみて一週間、簡単な感想程度ですがゲームの紹介といきたいと思います。

 ・ＮＰＢの実名選手が登場！　球場もリアルな造り！
　冒頭にもありましたが、登場する選手は全てＮＰＢで活躍する現役選手です。顔のモデリングもその選手から作られているので似てる、っていうか本人です。表情も細かく動きます。ただ、妙に全員顔がでかいのでそれが気持ち悪いという人もいるようで。とりあえずフォームもちゃんとそれっぽくしてあります。
　球場も実際の球場と同じで、フェンスの広告や看板も実際と同じものを設置しているようです。イマドキはこれくらいやらないと臨場感が出ないのかもしれませんね。

・打撃、投手操作について
　このゲームの肝です。ていうか、試合中ほとんどやるのはこの二操作。
　まず打撃ですが、かなり難しいです。ミートカーソルの動かし方は大方の予想通り、スワイプでやります。そして予測位置で…上にフリックするかタップしてスイングします。この一手間が打ち辛さと誤操作を招いている気がするんですよねぇ……。
　上フリックは正直、感覚が分からないと振ったり振らなかったりする事が多々あるのではと。明らかなボール球でちょいとカーソル動かそうとしたら、それが上フリック認識されてブン！　というのは自分もやらかした事があれば、相手の方も変なタイミングで振った所で「あ、やったな」と思う所存です。
　自分はタップ打ち一本ですが、まぁまだやりやすい？　というぐらい。そもそもカーソル動かす→タップして打つという行為は配球読みしないと打てません。相手の球速は？　変化球の変化量は？　そもそも持ち球は？　と色々考えるのは現実の野球でも同じですが、この適当にいけない感じがライト層な方には取っつきにくいのかも。
　個人的にはスワイプ解除でスイングができたらなぁと。それなら変化球をカーソルで追って打てるでしょうし……簡単になりすぎるかしら。でなくても、上フリックorタップ打ちのどっちかだけに絞れる設定が欲しいなとは。
　バントにも少し触れておきましょう。バントは現状、戦力が拮抗した相手とやり合う事の多いので、前に転がしさえすればほぼ高確率で進塁できます。ただ成功させるにはきっちり真一文字のバットに当てなくてはいけないので縦の変化で当てるのは困難を極めます。失敗すれば大抵は後ろに転がります。空振ればスクイズ限定かは分かりませんが、たまにランナーが飛び出していて刺されます。てな感じで多少のリスクも孕んでいる事は覚えておきましょう。
　
　投手操作にいってみましょう。こちらも投げるまでやる事が少しあって、まずスワイプでコース決め。次にタイミングメーターが出てくるのでこれをナイスゾーンかパーフェクトゾーンで止まるようにタップ。そこでようやくボールが投じられます。
　ナイスとパーフェクトの違いは投球制度とボールのキレに違いが出るようで、パーフェクトなほど理想的な球が投じられます。ただ、そのコースにドンピシャというわけではなく、投手の制球力によっては結構コースからズレたりもします。それこそ枠内を狙っているのに枠外にいってしまう、みたいな。
　ちなみにナイスでもパーフェクトでもないと失投となり、打ちごろのスローボールを枠内、酷い時はど真ん中に提供してしまいます。ＣＯＭならほぼ間違いなく捉えられ、対人でも打ち損じてくれることはほぼないので失投は厳禁です。
　と、基本的に投手に関しては個人的に言う事はあまりないです。強いて言うなら牽制できないことですけど、そもそも盗塁も指示で３回までしか使えませんし、その盗塁すらどれくらいで成功するかまだ不透明なので使ってくる人はそこまでいない印象です。球のバラつきに不満を感じる人もいるようですが、それこそ制球力依存ですから、ノーコンＰ使う時は承知の上でやらないといけないかなと。


・守備・走塁について
　これはどちらもオートです。上記にもあったように盗塁指示はできますが、それ以外は完全ＣＯＭ任せ。走塁面は基本的に慎重で、線上を走る外野の深い所にいってもシングル止まりで静観したりするのを見ると「もっと行けるだろ！」とはなります。故に暴走は少なく、大体は確実に進塁してくれます。まぁ当方あまり足の速い選手を持ってないので俊足選手が来ると変わるのかもしれませんが。
　守備に関して一つ言いたいのは守備隊形を指示させろ、ってとこでしょうか。前進守備も敷けなければバントシフトも取れません。ただ、全員が割と打球の来る近く辺りを守っているので意外に捕球率は高いのですが、それでもスクイズが決まりやすいこの状況はなんとかした方が良いはず。あと、もう間に合わない塁への送球もやめて頂きたいですね。
　一週間の前半辺りは遊ゴロがほとんど内野安打になるという酷いものでしたが、要望を受けて改善され、割と守備の動きが全員スムーズになりました。もちろん守備のステータスが大きく関わるのでそこはしっかり着目しておきたい所。

・ガチャ
　これは不満ばかりが目につきます。自分もどうなの？　って感じです。
　ＶＳさんのガチャシステムは斬新で、まず選手３枚入りのパックを試合などの報酬で受け取ります。グレードが４段階ありますが、連勝ボーナス以外では基本的にランダムで全グレードのパックが出ます。
　ここから回りくどいシステムの始まりです。パックを受け取りこそすれ、すぐには開けられません。このパックにはスカウトという物が付いて、このスカウトのポイントが一定量到達しないと開封できないのです。スカウトポイントの獲得し所は試合のみ、グレードの低いパックなら１～２試合こなせばいいですが高い場合はその倍以上の試合を要します。しかも勝ったり、内容をよくしなければなりません。
　このパックですが、初期状態だと３つしか持てません。しかもパックはレアリティに関わらず強制取得。もし持ちきれないのであれば、取得予定のパックを捨てるか有料ですぐ開けるかの二択しかなく、手持ちから入れ替えたりなどはできません。たとえ取得予定のパックがハイグレードであっても……。
　スカウトも基本的には１人しか使えません。そしてスカウトの配置は必ず一番古いパックから始まります。更にパックは順番に前に送られていくシステムです。これ即ち、１試合ですぐ開けられる低グレードパックだけさっさと消化してレアリティの高いパック保持していくみたいな手段は取れないという事です。勿論、スカウトの人数を増やすにもお金が必要です。
　要約すると、いらないパックを無理やり握らされ、それを開けるために試合をしていく中で手持ちがいっぱいなためにレアパックを逃し続け、ようやく手持ちが一枠空いたのにまたクソパックを掴まされ……みたいな事が起こり得るのです。
　ボーナスやら何やらでパックが２個も３個も入れられる時があれば、パックプラスワンなるアイテムもありますが、あれは課金の呼び水なのでジュエル50で即開封する気もない場合は不要なアイテムでしょう。

・システムやその他
　ゲームの目的としては12球団の内から一つチームを持ち、47都道府県で５連勝しまくるといった所でしょうか。一応、選ぶ球団のメリットとして所属選手のカードが３枚もらえます。また、オーダーの組み方で相手との能力の優劣に差がついたりもします。
　選手の成長させ方はキャリアハイという専用のモードがあり、調子決めミニゲーム→ルーレット→試合でミッションをこなして、最終結果でレベルが上がる仕様です。特にルーレットは理不尽な止まり方ばかりな気がしますが、最初の調子の高さでいい結果の目が増えます。
　一応フレンド機能がありますが、オープン戦（練習試合）をさせるためな感じですかね。今の所イベントは適当なミッション形式で報酬も選手とかではなく、お役立ちアイテムな物です。
　また、通信環境上で起きる不利な状況を審議シーンで判定するというユニークな演出もあります。

　難点……は既に幾つかあげてますが、まず第一に回線落ちの多さが顕著。スマホアプリでこれだけの動きをさせるゲームですから、やはり通信量的に落ちやすいのは仕方ないのかもしれません。場所とか機種スペックとかあらゆる原因も考えられますが。とりあえず自分の環境でいくと、まず高確率で試合前のチーム力紹介の後、落ちます。また10試合に一回くらいはフリーズします。これもただ落ちるだけならまだいいのですけど、試合はリアルタイムに動いています。戻るには１分程度所要。再びグラウンド入りする頃にはー……打たれてる！　抑えられてる！　という事はもう日常茶飯事です。
酷いと思った一幕として、毎度の開幕回線落ちで戻ってみると２失点してるという事がありました。また、同じく守備側で落ちた時には我がチームのエース今永君が回頭の１点ほど取られた所でもう継投されてるという……しかも育ててない森唯人に。先発は一度使用すると３時間ほど使えず、リリーフも酷使すると次に使うのに時間を要するのでかなり損する事に。ちなみにＣＯＭもお世辞にも上手い投球や打撃をしないので、プレーできる限りは任せないのが無難です。
　とにかく対戦を醍醐味にしている作品なんですから回線落ち対策は急務でやってほしい所です。
　
　最後に実況ですが、パワプロなどをやっていると物足りなく感じますけど、馴れって不思議なもんで段々聞いてると十分に思えてきますね。
　後は女性アナウンサーも声が出ますね。中々のボインでキャリアハイモードを終えた後はちょっと注目してくだされ。
　と、まだまだ改善の余地があるゲームではあるのですが、時間があるとついつい手を伸ばしているくらいには楽しんでおります。全選手実装もまだまだですし、今後の展開を楽しみにしたいと思います！