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個人的な趣味を適当に綴るブログです

WWE JAPAN LIVE TOUR 2015 7月3日 感想

 愛野渚ガチャ入り記事からおよそ2か月半以来の更新です。
と、今後、記事の更新の度に前記事との隔たりを語る開始の仕方になるのでしょうか。
 PONITENDAです。

 

 今回は我が趣味の一つ、WWEの日本公演に参加してきた感想でございます。

 

 開演18:00前、あいにくの天気の中で私とQMA仲間のご友人一名と共に会場である両国国技館前にやってきました。正門前には日本公演でおなじみのWWEコスプレ集団が注目の的になっていましたが特に整列などなされていない様子だったので適当な所で開場を待ちました。
 18:00を迎えても開場されず、開場待ちの皆様が膨れ上がる一方で一般通行人の迷惑でないかな? と待つこと約10分、ようやく人が流れ出して入場できました。

 座席はお高い所を買いましたので今年もなかなか見やすい所だ、と思ったのも束の間。
「お客様のチケットを拝見させていただけませんか?」
と、スタッフのお兄ちゃんに言われたのでチケットを提示。合ってるでしょ、とドヤ顔一閃。どっこいすかさず
「こちらは正面側の席でございまして、お客様は向正面の席になります」
と仰われてしまいまして、一気に顔が( ゚Д゚)←こんなんに。
 スタッフさんと我々が占拠しているせいで混乱させてしまった本来のこの席のWWEユニバースに平謝りしながらそそくさと退散。
 自分たちの正しい席へと移りました。本当にポンコツでスイマセンorz

 しかし実際の席は、そんな恥ずかしい思いを吹き飛ばすかのような良席でした。
 何故か実際の席番号より2列前に詰められて(それでも正しい場所です)、すぐ後ろには高台に大がかりなカメラ、演出スタッフのブースがあって何より花道メチャが近い!
 2014年の時と比べて、間違いなく今年の方が良い席でした♪

 開場の遅れに伴ってか、開演も約10分遅れでスタート。
 ここからは試合結果と大体の経過を交えてお伝えします。

第一試合
〇ネヴィル VS コフィ・キングストン with ニューデイズ×
 最初の試合は去年もサミ・ゼインとThis is awesome.な試合をしてくれた重力を知らない男(でもタイタントロンムービーでは地球に落下してる)ネヴィルと翌日、野獣ブロック・レスナーとマッチメイクされてしまっているコフィ・キングストンとのシングルマッチ。コフィにはビッグEとウッズが付いています。
 どういう経緯かは知らないのですが、結成当初はベビーだったと思われるニューデイズへのチャントといえば、手拍子と共に「Newdays! (Suck!)」とするもの。彼らも当然これを快く思ってないようで、お怒りの様子でした。

 試合は場外のニューデイズメンバーがちょくちょく手を出し、ネヴィルが苦戦を強いられますが、最後はバッチリと必殺レッドアローをキメてネヴィルが勝利を挙げました。
 それにしても、前日観たRAWから思ってたのですがコフィのあのシニョンみたいな髪型はいったい何なんですかねえ?

 

第二試合
〇セザーロ VS キング・バレット×

 二戦目は知らぬ間にキング・オブ・ザ・リングを制した模様、キング・バレットことウェイド・バレットが登場。個人的にはこのギミックなら、登場曲は以前のように「God save the queen」が入るバージョンのが良いのでは? と思ったり。
 そしてその対戦相手は開演前のカードではジグラーとなっていた所、サイレン音と共にセザーロが登場しました。長身同士のパワフルな一戦が期待されます。

 セザーロ登場前に、バレットはマイクを受け取り自慢のマイクアピールを披露。
 私はヒアリング壊滅的なのでほとんど何を言ってるか分かりませんでしたが、どうも来日ヒールお決まりの日本を罵倒するような内容ぽかったです。去年はバッドニュースギミックだったので、バッドニュース仕立てだったら可愛げがあったんですけどねー。
 さて、試合の方は予想通りの肉弾戦。場外戦もあって迫力満点でした。
 セザーロのアッパーの応酬、バレットのチェンジ・オブ・ウィンドやウェイストランドと両者譲らぬ形が続く中、最後はバレットの必殺技ブル・ハンマーが不発し、セザーロがキッド・ナタリヤ夫婦譲りのシャープシューターを決めてタップアウトを奪いました。


第三試合
〇ルチャ・ドラゴンズ VS ロス・マタドーレス with エル・トリート VS ニューデイズ with コフィ・キングストン

 三試合目はWWEタッグ王座のナンバーワンコンテンダーを決めるトリプルスレットマッチ。
 登場順はあやふやですが、まずはロス・マタドーレス。ミゼットで牛のトリートも元気に登場。会場が闘牛場に早変わりです。
 次に第一試合でも登場したニューデイズ。ビッグ・E・ラングストン、エグザビアー・ウッズのタッグで挑戦。どうでもいいけど、ビッグEの初期テーマのI can't keep still~ってヤツ好きでした。
 そしてルチャ・ドラゴンズ! NXTで人気を博し昇格してきたルチャルチャなシンカラとカリストのタッグです。天に指差し曲に合わせてルチャコールは超盛り上がりました!

 試合は基本的に二つのチームの一人がリング内で闘う形式。
 中盤、シンカラが長く捕まってしまいますがそこから段々とリングに乱れが生じて乱闘状態に。最後は隙を見てウッズ?にカリストがサンタ・デル・ソル、そしてシンカラにタッチしてフォーリングスタープレスを決めてカウント3。
 ルチャ・ドラゴンズがタッグ王座挑戦の切符を手にしました。


 ここで7月3日の公演だけの限定イベント、今年WWE殿堂入りを果たした藤波辰巳のセレモニーが始まります。
 実は開演前、花道の所で外人スタッフやセキュリティのバイト君に気さくに話しかけるWWEスタッフ姿に扮していた藤波さんを見かけていたり。
 まず、最初のアナウンスはいつの間にやら演出スタッフブースにいた海援隊のフナキが担当。WWEナンバーワンアナウンサーです。間近で見れて感激!
 そしてTokiwakitaと共にヒデオ・イタミが来た! 怪我さえ無ければきっと試合をしてくれていたことでしょう。
 ヒデオ・イタミの紹介からマッチョドラゴンインストゥメンタルバージョンで藤波辰巳登場。途中、笑われてしまう所もあったけれど無事、スピーチを終了させ、たくさんの声援を受けながら引き上げていきました。
(その道中でKONISHIKIを発見しました)


第四試合
〇ドルフ・ジグラー VS ケイン×

 カード変更の二試合目。そして試合形式はファン選択式。
 結果、声援の多かったストリートファイトマッチに決定しました。
 先に登場するは今年もやってきてくれた、ケイン。最大級の賛辞を送りました。タイツ代わりにスラックスと運営部長スタイルです。
 そしてお次は契約更新が取り沙汰されたドルフ・ジグラー。やはり黄色い声援が多かったですね。

 ストリートファイトマッチとはいわば何でも有り戦です。
 中盤からエプロン下が探られ、シンガポール・ケイン(竹刀)やパイプイスが使われるように。本国さながらステージ脇の鉄柱が利用されたり、「We want table!」チャントに応えるようにテーブルも登場! それぞれチョークスラムと自爆に使われました。最終的にジグラーの二発目のジグザグが決まって3カウント。
 ケインはストーリー上でももう一輝きありそうな感じではありますので、まだまだその勇姿を見せてほしいです。


 ここで休憩に入り、トイレに行って戻ってくると日本公演でお馴染みのコスプレロック様が我々の席付近におりましたw
 スマホを向けさせてもらうとJust bring it.ポーズで応えてくれました。
 しかし、あとで確認してみたらピントが合ってなくてボヤボヤにorz
 次の機会にはキレイに撮りたいと思います! コスプレロック様はロッキーコールを浴びながらスタッフさん達と交流して次なるファンの元へ移動していきましたw


第五試合
〇ニッキー・ベラ VS タミーナ×

 休憩明けの試合はディーバ王座戦
 スーパーフライことジミー・スヌーカの実の娘、タミーナが入場。このテーマが意外と好きでこっそりノリノリでした。
 次に王者、ニッキー・ベラが入場。この時、アレ? と思ったのは出場予定のペイジを抜いて先に王者が出てきてしまったからです。
 せっかく花道に寄って待機してましたがペイジは現れず、シングルの王座戦が始まりました。

 屈強な体を持つタミーナが優勢で試合が進みましたが、一瞬の隙を突いてニッキーが丸め込んでカウント3。父親譲りのスーパーフライは残念ながら拝めませんでした。
 しかし試合終了後にStars in the night.が鳴ったかと思うと猛然とペイジがリングに乱入! ニッキーにPTOを決めてマイクを持ち、明日の王座戦の意気込みと日本のWWEユニバースとの再会の喜びを語ってくれました(多分)。
 ペイジは黒と白のコントラストが眩しく美しい若きディーバ。今年も生で見れて嬉しかったです!

第六試合
〇フィン・ベイラー VS クリス・ジェリコ×

 大注目の一戦。両人とも日本に縁のあるスーパースターです。
まずは場内が真っ暗闇になり、あの最高にシビれるテーマと共にマスクをしたベイラーが登場。テレビの前でいつもやりたかった、曲に合わせての両腕広げが出来てご満悦でしたw
 続いても場内が暗くなると、お馴染みBreak the walls down.がかかってピカピカジャケットに袖を通したジェリコがお目見え。この人はいくら歳を食ってもカッコイイですね!

 試合も期待通りの大熱戦でした。ジェリコが定番の攻めやダーディなムーブで攻めれば、ベイラーは華麗な返し、果ては目の前の所でトペ・コン・ヒーロを決めてくれるなどとにかく盛り沢山! ジェリコはウォール、急角度ウォール、コード・ブレイカーをも決めますがカウントを奪えず、最後はベイラーのクー・デ・グラが決まってカウント3でした。
 試合後、翌日にNXT王座戦を控えているベイラーへジェリコは激励の言葉を送り、勝利を称えました。ベイラーも日本語で明日への意気込みを語り四方へお辞儀。
WWEに来てから興味を持ち出したベイラーでしたが、本当に応援したくなるスーパースターです。


第七試合
ジョン・シナ VS ケビン・オーウェン×

 メインイベントは現在ストーリーでも絶賛抗争中の王者VS王者戦。
 まずはここまで破竹の勢いで二大ブランド出演まで登りつめたNXT王者、オーウェンが入場。
 次にお馴染みのテーマと共にシナが入場。この日、最高の声援が上がりました。

 こちらもメインに相応しい熱戦が繰り広げられます。
 オーウェン優勢で試合が進み、シナの必殺技をかわしては掟破りの敵の必殺技を使用するという暴挙にまで出ます。
(ファイブ・シャッフル・ナックル、アティテュード・アジャストメントなど)
 両者、必殺技を仕掛けてカウントを奪いにいきますがどちらもフォールを奪えず。最後は勝利を捨てたオーウェンがシナの背後からローブローを放ってDQ負け。
 やってしまった、とわざとらしい笑みを浮かべつつベルトを手にシナが起き上がるのを待ちます。しかしベルトアタックはかわされ、逆にAAを食らって退散。
 試合後、シナはファンの声援に応えてアピールとリングサイドでファンと触れ合います。
 そしてここで衝撃の事態。私は何とかタッチできないものかと席を離れて前の方に移動しましたが、小心者故やや後方で手を伸ばせないまま、肩を落として自席の方に戻ります。
 すると花道を退散するシナが自分の元いた席の方に何やら投げたのが見えたではないですか。
 もしや、と思って戻ってみるとご友人が見事、シナの投げたアームバンドというお宝を拾い上げておりました!
 これでもう彼は一生、シナにはブーイングを送れないことでしょうw


 そんなこんなで3時間弱、熱狂の渦に包まれたWWE日本公演一日目は幕を閉じました。
 今年は今や一線級で活躍するシールドの面々が一人も来ない、オートンが来ない、ワイアットもシェイマスも来ない、レスナーも二日目、などと思ってしまっていましたが、上記の通り最高のパフォーマンスを見せもらえて大満足で帰路に着けていました。
 席が良かったのも一因ですね。表情まではっきり分かり、私のヘボスマホでもそこそこキレイに写真が撮れるリングとの近さは値段では計りようのない感動がありました!

 更に二日目となる7月4日のNXT王座戦では何とベイラーが初戴冠、つまり王座が日本で動きました。
 ナンバーワンコンテンダー戦があっただけでも結構な動きだと思ったのですが、ストーリーを大きく揺るがす王座移動は正にサプライズです!
 やはり日本に縁を持つスターの台頭がこの流れを引き寄せてくれたのでしょうか?
 こうなるとまた来年もWWEの来日とビッグムーブを期待せざるを得ません。

 長くなった上に写真が1枚も掲載しないで申し訳ないのですが、これにて〆とさせていただきます。
 来年も同様以上の席が取れるかは神のみぞ知るですが……きっとまた、応援に向かっていることでしょう!